カラフルに恋して。

雑食アイドルヲタクのゆるゆるブログ

全CARATへ。「トラジャ」はいいぞ。

この間、Travis Japan」(通称:トラジャ)に対する思いが抑えきれず、ついこのブログを再開させた。

要は、「松倉海斗に堕ちました」という、いわば彼に対する「敗北宣言」でしかなかったんだけど、それに至るまでが長文で自分でもドン引きしてしまって書けなかったことがある。

 

そう、メンバー紹介である。

 

まだハマってペーペーの人間の紹介なんて誰も求めてないと思うけど!

でも「SEVENTEEN」Travis Japanの親和性は異常だから。

 

今日は全世界のCARAT*1「トラジャはいいぞ」ということを伝えたい一心でこの記事を書こうと思う。

あと毎回何かしらのグループにハマった時にメンバー紹介ブログ書いてるから書きたいだけでもある。*2

 

1.「Travis Japan」ってなんじゃ?

「ジャニーズ」に触れたことがないカラットは、まず「いやさっきからあんたが言ってる「トラジャ」ってなんなんだよ」ってところから始まると思う。

いや本当にそれに尽きるよね。

まぁこのチャンネルでも見てみよう?

 

この「ダンス」のみに特化したチャンネルがあることから分かる通り、彼らは「ダンス」を武器にしているグループ。

技術もさることながら、「シンクロダンス」は彼らが自信を持っているものの1つ。

「いやいや、言うてもセブチだってダンス上手いし、カル群舞*3には負けるでしょ」って思ったよね?大丈夫、私もそう思ってた。

この子達どんなジャンルでも揃って踊ることができるんですよね…

しかもこのチャンネル、振付師さんからの振り入れが30分〜2時間くらいしかないこともあったらしい。ミスしたら撮り直ししてるとはいえ、ちょっと怖くなってしまうレベルのスキルではないか?

 

それもそのはず。

彼らのグループ名「Travis」は、故 マイケル・ジャクソン氏の振付を手掛けていた、トラヴィス・ペイン氏から取られていて、それも「オーディションも兼ねたレッスンでトラヴィスに選抜されたのが初期メンバー」というのが由来で、まぁちょっとセブチのマンネが聞いたら嫉妬でキレそうな*4グループ名である。

 

そんなわけで元々のポテンシャルからして、とんでもないダンススキルがあるうえに、2012年からグループで活動している大ベテランだというのに、今彼らは「武者修行」として、アメリカ・ロサンゼルスへダンス・語学・ボーカル留学している。どんだけ自分達のスキル磨きに貪欲なんだ?

だけど渡米1発目のダンスコンテストで第3位&ベストコスチューム賞&ベストオーディエンス賞を受賞してしまうという快挙を成し遂げた。(しかも振り付けも曲もこの日のための完全オリジナル)

 

いやぁ…ここまで「ダンスが武器です!!」っていうジャニーズを知らなかったから、それだけでも沼に片足突っ込んでたんだけど、

メンバー全員歌上手いだなんて聞いてないんですよね。*5

センターやメインボーカルっぽいメンバーはもちろんいるんだけど、誰がセンターに入ってもメインボーカルやっても問題ないグループ、なかなかなくないですか?

 

あ、てかここまで書き忘れてたけど、彼らまだデビューしてないです。だからこそ、デビュー前の「ヒリヒリ感」が最高でもあるんだけどさ。

 

…えっと…ジャニーズ事務所さん、「秘密兵器」は隠したままだと意味ないのでは…?

おそらく「コロナ禍」が明けたらドーン!と世界デビューさせたいんだろうけど、本当にこのスキルの高さもったいない…

だからこその米国留学だろうけど、「Jr.の定年制度」とかここ数年1不穏なワードが飛び交っているので、ハマってしまった今、割とドキドキしてしまっている次第である。

 

あ、ここまで「ダンス」に重きを置いて紹介したけど

まぁまぁそこそこゴセ*6並のバラエティチャンネルもやっているのでぜひ見ていって。

 

 

2.メンバー紹介

「トラジャ」について書きたいことがありすぎて、グループの概要を書くだけでまぁまぁ長時間を費やしている。え、これ本当にメンバー紹介最後までたどり着けんのかな…怖くなってきた。

 

でもやりたいのはここからだから!頑張って着いてきてほしい!

 

川島 如恵留(かわしま のえる)

1994年11月22日生まれ、O型

メンバーカラーは(便宜上グレー表記で申し訳ない)

あだ名は「のえる」「のえさん」

 

グループ最年長で、まとめ役。

まとめ役というか、もはや「幼稚園の先生」やら「みんなのママ」と呼ばれている。

※黒キャップが如恵留さん。

そう、無法地帯のトラジャ(=幼稚園児)をまとめるスペシャリストである。

この動画を見てもらえば分かると思うけど、決してキレ散らかさず、叱る時は叱り、メンバーに妨害されまくっても伝えたいことをきちんと伝えて…本当に幼稚園の先生みたいだね…

そりゃメンバーも甘えてこんな無法地帯になるし、この人が最年長でよかったね?!と本当に思う。

 

ちなみに彼は幼少期に劇団四季の「ライオンキング」の「ヤングシンバ」として出演したり、キッズユニットでCDデビューしていたりと、子役活動をしていた過去があります。

幼い頃からバレエなどの嗜みがあったり、アクロバットが得意だったり、留学経験も豊富で英語も堪能だったり、青山学院大学卒だったり*7、あと国家資格の「宅地建物取引士」も取得してるし、趣味は「勉強」と言ってて…

 

ごめん、如恵留さんが設定を詰め込みすぎてて長くなった。

 

彼はグループのまとめ役だけじゃなく、本当になんでもできます。万能すぎます。

バレエやジャズダンスで培ったエレガントで繊細なダンスに加えて、クリアな発声の歌声、ピアノだけじゃなく作曲もできて。

そのうえ性格も優しくて、かつ「オタクにも優しい」ので供給がすごい。本当に。

さっきあげた「ジャニーズアイランドTV」を始めとして、ジャニーズweb*8の更新もえぐいので、1日見ないととんでもないことになります。

 

なんとなくだけど、セブチなら「ジョシュア」「ジュン」「ドギョム」ペンの人にハマりそうなんだよね…ジュンピとか本当にダブる…

ザ・貴公子、怒涛のメンバー&グループ&ファンへの愛、底知れぬ優しさ、なんでも出来る万能キャラ

このワードが気になるあなたはぜひ「のえ担*9」に!多分供給過多の幸せで死ぬと思います。

 

 

七五三掛 龍也(しめかけ りゅうや)

1995年6月23日生まれ、AB型

メンバーカラーはピンク

あだ名は「しめ」「しめちゃん」

 

もう見た目からして「ザ・王道!」なアイドル!

ライブでも絶対に崩れない前髪を死守していた過去*10があるくらい、本当に王道アイドルなんだけど、名前が「七五三掛龍也」という強さ。もう名前からギャップ萌え。

 

喋り方も本当にほんわか〜ゆるふわ〜な感じだし、何より超が付くほどのど天然(&おバカキャラ)*11

たま〜に毒舌吐くこともあるけど、「しめは人を傷つけないから」とメンバーから言われるレベルでこの子も優しい。なんか優しい子しかいないのよ、このグループ。

マイナスなことをメンバーに言わなきゃいけない時も、いい感じに言い換えて伝えるから、本当に優しいなぁと思うし、そういう意味で「頭のいい子」だなって思います。 

 

ちなみに線が細く見えると思いますが、筋トレの鬼だった過去があるらしく*12

時折その片鱗が見えると謎にテンションが上がるよね…いや本当にギャップ萌えの鬼(?)

ダンスも低重心だし、歌も王道アイドルな歌い方からザ・低音ボイスなセクシーな歌い方まで出来てしまうし、何よりメンバーからの扱いが割と雑なので、一般的な「グループの姫キャラ」とはまた一線引いたオンリーワンな「姫ポジション」な方です。

 

セブチなら「ジョンハン」「バーノン」ペンの人にハマるんじゃないだろうか。

姫ポジション&天使キャラ、不思議ちゃん、だけど実は漢、人を傷つけない優しさ

このワードが気になってしまったあなたは「しめ担」の原石です。

 

 

吉澤 閑也(よしざわ しずや)

1995年8月10日生まれ、A型

メンバーカラーは黄色

あだ名は「しずや」「しーくん」

 

トラジャって全体的に小柄&線細めなんだけど、閑也くんはガタイが良くてダンスもパワフルだから、さっき上げた「Get Alive」だったり、

VOLCANOみたいな強めの曲ですっごい映える!

なのに歌声は高めで(おそらく)高音担当なので、そのギャップで頭を抱えてしまう。

あと「強い人」などの一発ギャグをやりがち(やらされがち?)で、お笑い担当であり、よくメンバーにツッコミいれてくれる。

なのに昔は全然お笑いキャラじゃなかったとか。

「このグループにはお笑いキャラが足りない」と自ら率先してその役目を引き受けたというエピソードを聞いた時はもう…君も優しい子か…

 

そしてなにより彼はグループのコレオグラファー(振付師)」

しめ(七五三掛龍也)も、後述の「ちゃか(宮近海斗)」も振付することもあるみたいなんだけど、彼も振付をします。

普通にかっこよすぎる「童謡ダンス」を作り出したり天才です。

このシリーズ、第3弾まであるんだけど、毎度毎度真面目に取り組んでて、この回に至っては1週間かけて振り付けを考えたとか。

最後の「桃太郎」の時なんて「撮影までに2時間しか寝てない!」というくらい「ダンス」に対して不器用なくらい真摯に取り組むんだよね…

 

あとこの子もまぁ優しいんですよ。本当に。

このグループ、バファリンで出来てるのかな?ってたまに思うこともあるくらい優しい子しかいないけど、如恵留さんの優しさが「母」の優しさなら、閑也くんの優しさは「父」の優しさ。

どっしり構えてみんなを優しく見守ってる感じ。

「コメディータイガー」*13だから割とグループではいじられキャラではあるけど、怒らずに優しく受け止めてるの見ると、本当にパパだなって思う。

だけど実際は5人兄弟の末っ子っていうんだから一体何が起きてるの…本当なら最強マンネキャラのはずなのに…(?)

 

セブチなら「ミンギュ」「エスクプス」「ホシ」「スングァン」ペン辺りがハマるんじゃないかな?

ガタイ良し、コレオグラファー、お笑い担当、不器用すぎる真面目さ

このワードが気になった方はぜひ「吉澤担」に!

 

 

中村 海人(なかむら かいと)

1997年4月15日生まれ、O型

メンバーカラーは

あだ名は「かいと」「うみんちゅ」「うみ」

ちなみに1人目の「かいと」だからよく覚えておいてね。すごい不穏な紹介だな。

この方はね…実は私まだ分かってないんです。なんだか掴みどころがなくて。

 

幸せだなぁと感じる時は「タダメシ奢ってもらう時」だったり、メンバー紹介ラップ「Unique Tiger」で「ペットタイガー」と名付けられてたり、自他ともに認める「ヒモキャラ」なんだけど、Jr.時代に仕事がなくなった時にジャニーさんに手紙で直訴したり、BSフジの番組『~EP.1:ROCK~ Travis Japan × MIYAVI』|BSフジで、パッと思いつくアイディアが冴えすぎてるし、端々から出てくるステージに対する熱量もすごいし…

 

なので情熱的かと思いきやテンションの乱高下がすごくて*14、未だによく分かってないの、この子。

※ただし、ドッキリには常に全力である。

その「分からなさ」がどうしても気になって目に入ってきてしまうという謎の魔力があるメンバーだったりする。

 

多分だけどメンバー1こだわりが強いのかなって。彼が譲れないものは絶対に譲らない強さがある。

前述したBSフジの番組でもかなり意見を出していて、彼が曲げたくないだろうところは絶対に曲げないから、優しすぎるトラジャメンバーの中でもいい意味で「異質」なキャラクターだと思う。

厳しい芸能界では「優しすぎる」ことは逆に不利になるだろうし、彼みたいな「意見をしっかりと言う」子がいるからこそ、トラジャは上手くいっているのではないかと思う。

 

あと線が細めで小顔だからかな、繊細で優雅なダンスを踊るイメージ。シックな曲で映えるんだよね。

グループでも貴重な低音担当でもあるから、歌にエッセンスを加えてくれるし、何よりうみんちゅのラップが本当に好きで!

トラジャには絶対になくてはならない存在だと思う。

 

セブチなら「ウォヌ」「ディエイト」ペンがハマりそうかな?

ヒモキャラ、アイディアマン、オシャレ、テンション乱高下

このワードが気になった方はきっと「中村担」!

 

 

宮近 海斗(みやちか かいと)

1997年9月22日、O型

メンバーカラーは

あだ名は「ちゃか」

そうです、彼が2人目の「かいと」!

あ、ちなみに「かいと」これで終わりじゃないからよろしく。

 

彼がトラジャのリーダー、そしてセンターです!

「え!さっきのまとめ役の如恵留さんがリーダーじゃないの?!」って思ったでしょ?

いやTravis Japanのリーダーとセンターは「宮近海斗」じゃないと成り立たないから。

まずパフォーマンスの面で、一際目を引くんだよね…個人動画を見てもらえば分かると思うんだけど、難しいことを難しく見せずにサラッとこなしているし、ダンスが軽やかなんですよね。

これってかなり難しいことだと思うんですよ。

技術があるのを「見せつけてやる」って雰囲気がいい意味でないっていうのかな?

気づいたらとんでもなく高いスキルのもの見せつけられてしまっている感じ。ほらアレだよ、「本当に頭のいい人は難しい言葉を噛み砕いて説明できる」ってやつと一緒(?)

それなのに、雰囲気というかオーラというか、彼には「凄み」があって、ライブでは絶対に彼に目が行ってしまうのは、天性の才能というべきだろうか。

 

そしてライブの煽りがまぁ最高。

前述の「Get Alive」はコロナ禍になってからのライブ映像なんだけど、「心で騒いでくれ」はずるすぎません?何そのワードセンス。

かと思いきや

冒頭で「Travis Japanでーす!この振り動画を覚えて踊ってください!お願いします!!」

2:37〜「さぁみんなご一緒に!」

っていうちょっと何言ってるか分からない煽りもしてくるので、宮近海斗の煽りは本当に最高だよね…

 

宮近海斗を語る上で外せない動画といえば

これかな。

8:08〜が必見なんだけど、

「残酷だなぁって思いましたけど、「残酷さ」もエンターテイメントになるし、ドラマになるから。「やるじゃねぇか」って」

ちゃかちゃんの「エンターテイメント」に対する心持ちというか、信念がすごすぎて…

(あくまで想像でしかないんだけど)精神的にめちゃくちゃ「強靭」ではないが故の「強さ」が彼にはあるんだろうなって…

「リーダー」かつ「センター」だからとんでもない重圧があるはずなのに、「辛い」「しんどい」という雰囲気を全く醸し出さない*15ことにただただ感嘆してしまって。

この人が「Travis Japan」のリーダーで良かったな、と「宮近海斗」を知るたびに思ってしまう。

 

…エモい空気になっちゃったけど、彼、Jr.チャンネルでは常に全力で笑いをとりに行く一面もあるので安心してください。そしてそれを楽しんでる姿はとても可愛いです。

 

セブチなら「エスクプス」「ホシ」ペンにぶっ刺さるんじゃないかな…いや絶対にぶっ刺さる。

ライブで煽り上手、(カメラが回ると)テンション高め、笑いに全力、可愛いキャラ

このワードが気になるあなたはきっと「宮近担」になると思います。

 

 

松倉 海斗(まつくら かいと)

1997年11月14日生まれ、O型

メンバーカラーはオレンジ

あだ名は「クラ」「まつく」「まちゅ*16

安心してください、彼が最後の「かいと」です。

このグループ、3人も「かいと」がいます。名前分からなかったら「かいと」っていえば3/7の確率で当たるよ。

 

何を隠そう、私の1番好きなメンバーであり、かつ「トラジャ」を知るきっかけになったのが「まちゅ」。

ハマったきっかけは1番最初の記事を見ていただくとして、彼は本当に「表情管理」の天才!!

可愛い曲ではニコニコ笑顔を振りまいたかと思いきや、「VOLCANO」みたいな曲ではフッと危なげな表情に変わったりして。

「憑依型」とも言われるくらい、曲の世界観に入り込んでクルクルと変わる表情は見てて飽きない。

 

そしてダンスも私が一番好きなタイプ!

音の取り方がいいのと、緩急の付け方が本当に上手い。

アイソレが上手いし、身体の止め方もビシっと止めるから見てて気持ちいいんだよね。

メンバー1小柄なんだけど、それをあまり感じさせないのって、動きが大きくて重厚感があるせいなのかも。

たまにダンスに細かな「遊び」があるんだけど、多分それは「音の取り方が上手」っていう天性の才能が成せる技なんだろうか…

元からダンスのセンスはあったと思うんだけど、Youtubeのダンス動画を過去から見ていく限り、トラジャに入ってから年々と上手くなっている感がある。

特に「+81 Dance studio」は彼にとっての転機だったのではないだろうか。

冒頭の「スシ食いねェ!」、ここまでとんでもなく苦戦してたとは思えないくらい楽しそうに踊るから、本当に「ダンス」が好きなんだろうな…

 

そして彼は「途中加入組」です。

後述の「松田元太」と2人で2017年から加入したんだけど、加入の経緯等は先人たちのブログを確認していただくとして、「え、本当に途中加入?」と思ってしまうくらい、ダンスも歌も全然遜色がなくて。

元からの才能もあったんだろうけど、全ては彼の努力の賜物だと思います。

 

あと松倉海斗を語る上で欠かせないワードといえば「不憫」

不憫…?となると思うけど、いや本当にこの子不憫なのよ…

これを始めとして、彼って本当に絶妙に「間が悪く」て…!

バラエティの神に愛されているというか、毎度毎度不憫すぎて「おいしい」役回りだったりする。*17

 

ダンスも歌も出来て、バラエティでは不憫キャラとして爪痕を残してて…トラジャくんたちは基本的にみんななんでも出来ちゃう子たちばっかだけど、そのなかでもかなり器用な子だなって思います。

 

えぇ…我が推しのSEVENTEEN ディノのようですね…そうだよ。これが書きたいがために私はここまでブログを書いたんだよ?

 

異論は認めるけど、ディノちゃんの表情管理&ゴセのヒョンたちにしてやられてる姿好きな人は絶対に堕ちる気がするんです…

松倉くん、(多分)プライド高いし、自分の魅せ方をすごい研究するタイプの子だから、そういう面でもディノちゃんに被るんだ…

 

あと後述の「松田元太」とは「松松」というシンメ*18を長らく組んでいるんだけど、これがね…我がSEVENTEENでいうところの「ホシウジ」なんだよね…

普段は愛嬌いっぱいの松倉くん、なぜか元太くんには塩対応*19なの、本当にウジにそっくりすぎません?

もう松松には「날 쏘고 가라」歌ってほしすぎるもんな…松松注意報発令してほしいもんな…

 

てことでセブチなら「ディノ」「ウジ」ペンがどハマりするタイプの子です。

小柄なのにそれを感じさせないダンス、表情管理の天才、とにかく仕事に真剣、たまに奇行に走る、メンバーにいじられがち

このワードが気になるあなたはきっと「松倉担」の同志。

 

松田 元太(まつだ げんた)

1999年4月19日生まれ、O型

メンバーカラーは

あだ名は「げんた」「げんげん」「げん」

 

トラジャの末っ子、そして歌からダンス、バラエティ、演技までなんでもござれの「黄金マンネ*20」!

 

元太くんをきちんと認識したのが

この動画(13:17〜)で、その時に「バラエティ型のアホの子担当」なのかな…って思ってしまって。

その後、割とどの動画見ても「天真爛漫なアホの子」な感じだから「この子かわいいねぇ」って微笑ましく観てたんですよ。

 

そしてメンバーの見分けがちゃんとつくようになってから改めて「+81 DANCE STUDIO」見てみたの。

えっと…誰だろう、このダンスが超上手い爆イケお兄さんは…

 

なんていうか「Jr.チャンネルの松田元太」と「+81 DANCE STUDIOのGenta」のギャップが激しすぎて、私の中で上手く結びつかなくて他人だと思ってたからね、もはや。

顔の見分けつくようになって、「このダンス上手くてかっこいい子誰だろうな〜」って消去法でメンバー当てはめていった時の

「えっ…えっ…?嘘でしょ…えっ…この子…あの「松田元太」…?」

ってなった時の衝撃は今でも忘れられない。

他のメンバーだって「バラエティ」と「ダンス」でギャップはあるんだけど、同一人物だとは思うじゃん。

なのに元太くんにはそれがなさすぎて。

バラエティの時無邪気でアホの子で親しみやすい雰囲気なのに、いざ「本業」になるとここまで雰囲気がバッと変わるなんて…

 

それだけでも衝撃だったんだけど、ある日

「そういえば昔の少クラ録画してたな〜」

と思い出したから録画したのを引っ張り出して見てみたんです。そしたらまた起きたのよ、あの現象が。

 

誰ですか、この儚げ可愛い男の子は…

 

…そう、初期の松田元太はすっっっっごい可愛い系だったの…

え、この人何回変貌すれば気が済むんですか??

今はどっちかというとヤンチャ!元気!って感じだしガタイいい方なのに、時たま話し方や仕草が可愛くて不思議だったんだけど…

この幼い時代の元太くんを見たことがあったのに、私の脳みそがアホなのか、元太くんの変貌ぶりがすごいのか、これまた結びついてないという事態が起きて、もはや恐怖しかなかったね。

 

てことで元太くんは本当にギャップの塊です。

メンバー紹介ラップで「やばいギャップ萌え」って言われてますけど、その「やばい」の定義が普通じゃないことを伝えたかった…

 

元太くん、本当に歌も上手くて「生放送で満点出せるか100点カラオケ音楽祭|TBSテレビ」に出演したこともありました。

クセがなくて、低音から高音までスッと出る透き通った歌声です。

グループだとどうしても歌でもダンスでもパート割があるけど、なんでも出来ちゃうし、いい意味で「我を出さない」のでどんなパートでも馴染む「グループのバランサー」的役目を担ってくれてます。そんな「いい子ちゃん」の松田元太が我を出してきた時=センターに立った瞬間がまぁ最高of最高なので、ダンスコンテストの動画見返してみてね。

 

また、彼は私の好きな「松倉海斗」くんのシンメであり、大親友でもあります。

ジャニーズにおける「シンメ」って仲良い子が大半だとは思うんだけど、お互いにライバル視してる雰囲気を感じ取れることは多々あって。

でもこの2人は本当に仲が良い!もちろんお互いライバルって思ってるところはあるとは思うんだけど、それを上回る仲の良さ!

「YMMK(やっぱり松松かよ)」と称されるレベルで他5人が取り残されることがあるんだけど、

5人が2人を引き離すことなく、それまでの「シンメ」を大切にしてくれて、温かく見守ってくれてる感じが本当に優しいしホッコリする。

 

あとただ仲良いだけじゃなく、ダンスもまーー気持ちよく揃うんですよね。小さい頃から一緒にやってるだけある。

もう空気感で揃うっていうのもあるんだろうけど、この2人、よくステージ上でアイコンタクト取るんですよね。

0:50〜にときめかない人間いる?!

彼らの動画を見て思ったのは松倉くんの方が2歳年上なのに、不思議なくらい元太くんが「いつも見守ってくれてる感」があるんですよね。

松倉くんは「自分は元太のお兄ちゃん」だと思ってそうだけど、実際のところは元太くんがいろいろ許してくれてるからってところもあるんじゃないか…?!って思うことがしばしば。

 

彼らはかつて2か月口を利かない大喧嘩をしたことがあるらしいんだけど、その時も元太くんが自分の悪かったと思うところをノートに書き出して、松倉くんの反応で○△×を付けてたとか、このままじゃダメだって先に謝ったのが元太くんとか…

このエピを知った時は頭を抱えたし、やっぱり元太くんのが大人で優しい感じがする。

…松松の話をしてたらとんでもなく長くなったので無理やりまとめますね(?)

 

セブチなら「ホシ」「ディノ」「ドギョム」ペンがツボに入るんじゃないだろうか…私の中のギャップ萌え三銃士なので…

黄金マンネ、バラエティに全力、天真爛漫なおバカちゃん、なのにステージ立つと人が変わる

このワードが気になるあなたは全力で「松田担」になることをおすすめします。

 

 

3.トラジャにやってほしいセブチソング

最後にトラジャくんたちにやってほしいセブチの曲を貼り付けて終わろうと思う。人数半分とか知ったこっちゃない。

 

アジュナのサスペンダーダンスをトラジャくんにやってほしい人絶対たくさんいると思うんだけど(願望)、2番始まりのディノ&バーノンの掛け合いを松松で見たい…

 

いやもうこれはバッキバキに踊ってほしすぎる…人数的にフォーメーションの問題があるけど、如恵留さんセンターでサビ見たいよね?

 

サビのジャンプするところ、VOLCANOみがあるし(?)、シンクロダンスがポイントだと思うからトラジャくんの得意分野だよね…最後のディノちゃんパートは松松もしくはちゃかまちゅでやってほしい

 

シンプルにこういう曲調で踊るトラジャが見たいっていうのと、如恵留さんとしめちゃんに「私は花」と歌ってほしいという私の欲望を詰め込んだ。

 

いやもうこれは我らがトラジャのマンネライン・紅孔雀(ちゃか松松)にやってほしいのよ。ぜひこの曲をこの3人にやってほしくて。

ホシ=ちゃか、ドギョム=元太、スングァン=まちゅ で全力でやってほしい。

 

4.まとめ

…ということで、ここまで長々と書いたわけだけど、セブチと割と共通点多くて自分でもビビったし、何より「夢」に全力な感じが久々に私のオタ心に響きまくっているので、ぜひカラットにはこれから「トラジャ」にも注目してもらいたいなと思います!!

そして松倉くんが1人でも多くのディノペンちゃんに見つかりますように。

 

 

 

 

*1:SEVENTEENのファンの名称。彼らの1stアルバム「17 CARAT」からと「ファンが「SEVENTEEN」というダイヤモンドを輝かせてくれる存在」という意味がある。いや本当に最高な意味。

*2:

*3:칼=刀、刃物の意味で、鋭く角度、タイミング、指先まで全てシンクロしたダンスのこと。カラットの大好物。

*4:ディノがアイドルを志したのはマイケル・ジャクソンに憧れたからなのは有名な話である。

*5:この後、ジャニオタ時代の友達にこの曲が収録されている、当ライブDVDを譲ってもらったんだけど、Jr.とは思えない演出力にビックリした。一般販売なぜしないの?

*6:2017年からSEVENTEENが始めた自主制作バラエティ「GOING SEVENTEEN」のこと。

*7:国公立大に進んでほしかったご両親に、学費を出すのは国公立分だけと言われたので、差額は自分で稼いだお金で通い、食費も切り詰めて卒業し「今までで1番高額な買い物は学費!」と言い切る素晴らしさ

*8:会員制のモバイルサイト。月額330円で事務所の全ユニットのブログ等が見れるのですごいなぁと毎回思う。

*9:川島如恵留担当の意味。要は「◯◯ペン」のいうことである

*10:最近はセンターパート良くしてて、それが私はめちゃくちゃ好き。

*11:天然すぎてバレる可能性があるという理由で1人だけ逆ドッキリの仕掛け人から外されたのに「なるほどね、バレちゃうから」と納得していたことまである

*12:

4:00〜「いつも筋トレとかしてるからハルクって呼ばれてたからね」By宮近海斗

*13:

*14:Jr.チャンネルで喋る日はめっちゃ喋るうえに笑い声がすごいのに、喋らない日は本当に喋らないローテンションっぷり

*15:ただし寝起きはとんでもなくローテンションらしい

*16:最近公式でのあだ名が「まちゅ」に決まった。発音は「マチュピチュ」のまちゅだそうです。By本人

*17:そしてYoutubeの撮影で笑いが取れないと落ち込んでいる姿を宮近海斗に目撃されている

*18:左右対称で踊るコンビのこと。ジャニーズでは「シンメ」はファンにとっても本人達にとっても重要なものだったりする。

*19:しかも理由が「構うと調子に乗るから」なの本当に…

*20:KPOPグループでしばしば見られる、なんでも出来ちゃう万能型の末っ子に名付けられる異名である

現KPOPの沼の住人が「Travis Japan」に堕とされた話

私が「Travis Japan」に出会ったきっかけは、ジャニオタ時代からの友人から送られてきたこの動画だった。

何の概要も知らされず、ただURLだけが唐突に送り付けられたから見てみたんだけど、

「(おそらく)ジャニーズの曲を使ってすごいダンス上手い子たちが踊ってる…」が第一印象。*1

 

この子達の正体を知りたくて、そっと動画の概要欄を開いてみれば、

「Chaka (宮近海斗/Kaito Miyachika)」*2の文字に「あぁ!この子達ジャニーズJr.の!」とようやくこれが「ジャニーズ」のYoutubeチャンネルであることに気づいた。

このブログを最初から見てもらえれば分かるが、私はかつて「ジャニーズWEST」を追っていた過去があり、「ジャニーズ」に関してはズブの素人とは言えない立場であるが、だからこそ、「ジャニーズ」はそう生半可な気持ちで追ってはいけないことも知っていた。

 

「ジャニーズJr.」というそれはそれは深〜い沼に飛び込んでしまった元ジャス民の友人*3を知っているから、「ハマりたくない」「ハマったら終わる」その一心だったことを覚えている。

 

だけど、この女、軽率なオタクだから。

 

そう、その後もほぼ毎日のように「+81 DANCE STUDIO」

を見るようになったのだ。

いや本当にこのチャンネルずるいよね、ダンスオンリーだし個人が気になったらチッケムあるのとか本当にずるいよね。

 

気づけば私はすっかり「Matsuku/松倉海斗」のダンスの虜になっていた。*4

私はダンスに関してはめちゃくちゃど素人だけど、私の中での「世界一理想のアイドル」こと「SEVENTEEN ディノ」に堕ちたきっかけだって、この動画をはじめ

どのチッケム見ても表情管理が完璧で、「曲の世界観に入り込む」のが上手いからだ。

 

「+81 DANCE STUDIO」のどの動画を見ても、松倉くんは曲に合わせて表情を作り込んでいて、ダンスを武器にしている「Travis Japan」に所属しているから、当然ダンスも上手で…

「松倉海斗」は「ディノ」と同じタイプだ…と確信してからは早かった。

 

いやぁ、笑えないレベルで転がり落ちてるな?

 

本当はこんなはずではなかった。

ジャニーズWEST」からそっと離れた時*5に、

「きっと私はもうジャニーズにはハマらないだろう」

 と何か確信のようなものがあって。

彼らから離れる直前に「CARAT」になってたと思えば、気付いたら「ARMY*6」にもなっていたうえに、仕事の忙しさもあって、日本のバラエティをちゃんと見ない生活を3〜4年続けていたものだから、自然とジャニーズに関する知識はWESTにハマっていた当時のまま止まっていた。

 

だから、ジャニーズがYoutubeやってるのだって噂で聞いたレベルだったし、そもそもJr.は関ジュしか追っていなかったので、東京Jr.に関しては「全くの無知」だった。

 

そんなタイミングで、友人からLINEで送り付けられた、トラジャのダンス動画。

「もうジャニーズにはハマらない」と思っていたはずなのに、「知らない子たちを一から知ることができる」ことに嬉しさを覚えてしまって、ズブズブと「トラジャ」にハマり込んでいる。*7

 

 

とはいえ、私はまさかの「米国留学発表出」という「ごく出*8」もびっくりなパターンのハマり方をしているが故に

「ここまで彼らを支えてきたファンには顔向けできない」

と思ってしまって、まだ「松倉担」は名乗ってはいない。

 

それでも、どうしても「Travis Japan」というグループにハマったきっかけを残しておきたくて、5年ぶりにはてなブログを書いてみた。

 

ロサンゼルスへ行ってしまったから、それをきっかけに離れたファンもきっといるのだろうけど、私みたいに逆に沼入りしてしまったオタクもいるということを誰かに知ってほしくて。

初めてのダンス大会は自分達で作り上げたダンスと音楽で、しかも予選3位なんて本当に幸先いいなこの子達。

 

もう少しだけ「彼ら」を知って、いつか日本にカムバックした彼らの現場に行って、「松倉担」を名乗れる時が来たらいいな、と思う。








*1:男闘呼組は知っていたけど、この曲は知らなかった…このチャンネルには新しい発見がありますね

*2:ジャニーズWESTを追ってた時に、話題になっていた「お兄ちゃん、ガチャ」で名前と顔、あと主題歌を歌っていたのでなんとなく知っていた

*3:彼女は某Jr.に担降りしたんだけど、担当が引退してしまい、そのまま他のJr.へ…の無限地獄にハマっていった

*4:ベストオブチッケムが選べなかったので、ひたすら動画を貼る

*5:パリマニやYSSBみたいなゴリゴリの曲を歌い踊る彼らが好きだった。私の思う「彼ら」からは離れていってしまったから、自然と離れてしまった

*6:このブログにすら書いていなかったが、2019年にBTS・SUGAに沼入りした

*7:同時期にBTS界隈で思うことがあって、少しずつ心が離れていたから余計に加速したのもある

*8:「ごくせんからファンになった奴は永遠の新規」と言われていた時代が懐かしい…今や普通に古参では?

ただのアイドルオタクの私が「歌舞伎」デビューしてしまうまで。

私、4/25に赤坂ACTシアターで行われる「赤坂大歌舞伎」の千秋楽で歌舞伎観劇デビューをしてきます!!

 

…えぇ、もちろんジャニヲタには馴染み深い「滝沢歌舞伎」ではないです。

本物の歌舞伎役者さんが出演する、正真正銘の歌舞伎を観に行きます。

このブログの過去記事を見てもらえれば分かると思いますが、私はいわゆる「ジャニヲタ」であり、また、「Kポペン*1」といわれる根っからのアイドルオタク。

そんな私がなぜ突然歌舞伎なんて観に行くの?と疑問に思う人もいるに違いない。

 

というより自分が1番戸惑ってる。

 

…なので、今回はなぜアイドルオタクが歌舞伎を観劇するに至ったのかを、備忘録も兼ねてまとめておこうと思う。

 

 

 

 

 

事の始まりは、親が観ていた、2月放送の中村屋ファミリーのドキュメンタリー番組だった。

中村勘九郎さんの息子2人の初舞台までを追うという番組だったのだが、弟くんの天真爛漫さに微笑ましく思わず見入ってしまった。

 

だがその時点では、歌舞伎を観に行こうとまでは思わず。

その時考えていたことといえば、

中村七之助さんって松潤の友達の人じゃーん!女形やるんだ〜綺麗だな〜」

という元嵐担だった頃に身につけた知識と、小学生並の感想のみだった。本当にひどい。

 

このドキュメンタリー番組は録画で観ていたのだが、親が

「そういえば今日NHK中村獅童の番組やるよ」

と一言言わなければ、そしてその番組を見なければ歌舞伎には手を出さなかっただろう。

今思うとハマるのが運命だったとしか思えないくらいのタイミングの良さである。

 

その番組は「趣味どきっ!」という、私たちの親世代が対象であろう番組だったのだが、

「歌舞伎はそんなにかしこまらなくても気軽に観れるよ!」というような番組だった。

そして、その番組内で紹介されていた1作品が私の琴線に触れてしまった。

 

そう、それは「大江戸りびんぐでっど」

なんとこの演目、あのクドカンが脚本だという。

紹介映像を見た瞬間、VBB*2映像化オバケと化していた私は、堅苦しいイメージしかない歌舞伎なのにクドカン脚本?!クドカンとかVBBと同じじゃん!と興味を持ってしまった。

「まぁ、DVDとか買って観るのはさすがにな…」

と思って、某レンタルショップで探そうかな、と思った矢先。

 

まさかの父親がDVDを所持していた。

 

「なにこれ…もうハマれってオタクの神様に言われてるようなもんじゃん…」

とあまりの偶然っぷりにちょっとした恐怖を覚えつつ、観てみることに。

 

結果。

まぁハマるよね。

 

取っ掛かりがクドカン脚本の作品で良かったのかもしれない。

この話自体はくだけすぎていて、昔ながらの歌舞伎が好きな人からは賛否両論あったようだけど、VBBのブラックジョークな雰囲気とパロディネタが好きな人ならスッと入り込めるストーリーだった。

なにより、「松潤のお友達」程度の認識しかなかった中村七之助さんがめっっっっちゃ綺麗。薄幸の美人って感じがツボでしかない。

父親は18代目中村勘三郎さんが好きだったらしく、この他にも何枚か「シネマ歌舞伎*3」のDVDを持っていた。

 

…いや、本当に自分の軽率オタクっぷりが怖くなった瞬間なんだけど、1週間経たずして4作品(内、大江戸りびんぐでっどは4回観直した)を鑑賞していた。

歌舞伎の作品って結構長いし、休みが続いたわけでもなく普通に働いていたし、なんなら神ちゃんとWESTのおかげでHDDが逼迫していた。

それなのに、HDD整理を後回しにして*4シネマ歌舞伎にのめり込んでしまっていた。

 

 

私の歌舞伎のイメージといえば

堅苦しい、昔の言葉で分からない、新規が踏み入れてはならない雰囲気

の三拍子だった。

 

そのイメージを見事に裏切られたのが「大江戸りびんぐでっど」なんだけど、その次に観たのが「連獅子」だった。

見てもらえれば分かるが、一般的に想像する「歌舞伎」の演目である。

当然、昔ながらの演目なので古語だから解説がないと全体の内容を掴めない。 

 

だがしかし。

私は過去に言葉の意味も分からず、曲とダンスだけでK-POPにハマったという事実がある。

 

そう、これは一つのダンスというスタンスで連獅子を鑑賞しました。

 

…我ながらとんでもない鑑賞態度だとは思うんだけど、不思議なもので、解説を見なくてもなんとなく雰囲気が掴めるし、あらすじを知らないために踊りを注視するせいか、個々の踊りの違いがよく分かって面白い!

さすがに途中挟まれる僧2人のシーンはセリフ中心だからあらすじや解説を読むはめになったけど!

 


そんなこんなで、何作も見ていくうちに

「生で観劇してみたいな…」

とふと思ってしまったんです。

なんせ、気になったら即現場行きたがる軽率なオタクだからね。

まぁ、そんな上手いタイミングで公演があるわけがない、そもそも「滝沢歌舞伎」すら行ったことないくらい歌舞伎ド新規なのに、歌舞伎座とかはさすがにやばいだろ…と思ったら…

 

なんと赤坂ACTシアターで公演があるじゃないですか…

 

赤坂ACTシアターといえば去年VBBで行ったから大体の雰囲気は分かるし、歌舞伎座とかじゃないからまだ気楽に行けるし、4月は今のところ何の現場の予定もない*5

しかも私が今のところ一番お気に入りの中村七之助さんが出るならこれは行かねばならない…

 

 

はやる気持ちを抑えつつ、チケット販売日を確認していたらもう先行が始まっていて、それはもう焦ったんですけど、まだ千秋楽のチケットがあったのでとりあえず抑えました。

初観劇が千秋楽なのはどうなんだ?とは少し考えたけど、やっぱり舞台って最後になるにつれて素晴らしくなるからさ…?(あとしばらくしたら日程増やす自分の姿が見えたから)

 

 

 

…とまぁ、2月初旬に見た番組のおかげでついに歌舞伎観劇デビューをする(予定の)アイドルオタクの話でした。

というよりまだ2月始まって半月なんだけどね?

 

アイドルオタクに伝えたいのは、「歌舞伎」って思ったより難しくないよ!ってこと。

もちろん話の筋を知って観るのも大切だとは思うんだけど、まずは「エンターテイメント」って姿勢で観ると想像以上に楽しい!!

ほら…ジャニヲタなら知っているはずだ…ジャニーさん作・演出の舞台のトンデモ設定を…

アレに比べたら古語なだけで圧倒的に理解できる(と思う)。

「大江戸りびんぐでっど」のような新作歌舞伎はほぼ現代語だから本当に見やすいと思う。

今回行く予定の赤坂大歌舞伎も新作歌舞伎だから理解しやすいだろうし、楽しみでしかない。

 

それと、歌舞伎独特の「女形」の世界観が素晴らしくて…

歌舞伎といえば男が女を演じるというのは常識だと思うんだけど、女形の方々の技術がすごい。

もちろん綺麗で可愛らしい人もたくさんいるんだけど、年増の役だったり、老女の役とかも演じる方がいて…中には本当に女なんじゃないかって思うレベルの人までいる。

全部振る舞いとか声色とかメイクで女に見せちゃうんだからすごい。

私は自担*6が割と女装させられがちなので抵抗はないんですが、抵抗がなければぜひ私世代の人にも見てもらいたいくらい素晴らしい技術なのでぜひ。

 

 

 

…ということで、ついに「ジャニーズ」、「K-POP」だけでなく「歌舞伎」にも手を出してしまったわけだけど、割とジャニヲタって「宝塚」も好きな方が多い気がするので、うっかりそっちにまでハマらないように、これからは自制していきたいと思う。(フラグじゃないよ!)

 

 

 

 

 

*1:K-POPのファンの意味。

*2:2016年夏秋にかけて公演された、劇団☆新感線の舞台「Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜」の略。私の自担の神山くんが出演していた。

*3:歌舞伎の映像化作品。みんなが想像する「歌舞伎」から現代的な時代劇に近いものまでいろんな作品が取り扱われている。

*4:おかげで録画容量が残り時間2時間を切って、死ぬ気で整理したのは後日談。

*5:たまたまジャニーズWESTの4月の現場は北海道公演のみで、とうに諦めていたため。

*6:ジャニーズWESTの神山くん、SUPER JUNIORのソンミン。

ジャニヲタ兼KPOPファンの「なうぇすと」レビュー

お久しぶりです。

せぶち*1イルコン感想を下書きに入れたまま、いつの間にか年末になろうとしていますが…*2

 

11/30、1年ぶりに発売されたジャニーズWESTの新アルバムがあまりにも出来が良すぎた…!

ということで今回は新アルバム「なうぇすと」 をジャニヲタ兼Kポペン*3の目線でレビューしていこうと思います。*4

 

 

 

 

 

まず今回のアルバムはなんと「全曲新曲」

もうここが素晴らしい。

普段ジャニーズのアルバムといえば、前のアルバム以降のシングルを含めるパターンが多い。

前回の2ndアルバム「ラッキィィィィィィィ7」はそのタイプであったが、やはりシングル曲は曲によってはアルバムの中で浮いてしまう時がある。

 

今回は「全曲新曲」ということで180度タイプが違う曲でも不思議と統一感が出ているし、何より全シングル買ってる系ヲタクに優しい。全曲新曲とかお得にも程がある。*5

 

 

そして、通常盤にはユニット曲3曲を収録しているのだが…これがまた各々個性あっていい曲たちで!

ユニット曲に関しては下でゆっくり書くとして、

ジャニーズWESTちょっと気になるな〜」

という人にはぜひWESTの歌を満喫できる通常盤を手に取ってほしい。

 

 

 

1. Unlimited

THE爽やか!リパケの後続曲*6で6月辺りに発売してそう。

だから真夏というよりは初夏の草原のイメージかな…?

MVがあったら草原とか砂浜の空撮シーンがありそうな曲。

あとソロは各々の自撮りムービーを繋いでいく感じで。

雰囲気としてはSEVENTEENのHealingに似てる!まさにMVのイメージもこれ!

そして、りゅかみはまのラップが堪能できる一曲でもある…ラップ組いいよラップ組。

底抜けに明るい曲調だし、今回のツアー登場曲にやってほしい曲No.1。

 

 

2. いま逢いたいからしょうがない

淳太くんがなにわぶ誌*7で「THE・歌謡曲」とか言ってたから、てっきり関ジャニ∞の「大阪レイニーブルース」みたいな曲かと思ってたんですよ…

そしたらまさかの嵐が歌ってそうな曲だったよね…特にサビとか…

 

この曲で特筆したいのは1番Aメロの神ちゃんソロ!

神ちゃんといえば高音ボイスのイメージだと思うんだけど、低めで大人っぽい歌い方で思わずリピしてしまった…何この子、なんでも出来ちゃうの…??(モンペヲタ)

 

アイドル曲にありがちなメロなのでコンサートでもノリやすい気がする。

サビの「♪いま逢いたいからしょうがない〜」のあとのバックコーラスのところを掛け声やりたくなるのはKポペンの性だろうか…

 

 

3. エエやんけェ!!

古き良きユーロビート曲はね。

歌詞では「ラッキィィィィィィィ7」収録の「ホルモン〜関西に伝わりしダイアモンド〜」に通じる「男気」に加え「女気(?)」ついて書かれている。

 

そう。勘のいい人でも分からないと思う。

メンバーの半分が女子に扮して曲を歌っているということを。

そして、自担が女子担当になってしまったということを。

特に女子組担当の小瀧ののんちゃんに至っては、ただただ可愛い声なので戸惑いしかなかったよね…

きっと女子組のカマ騒ぎと化すので、今まで出た曲のなかで1番コンサートどうなるのか期待しかない一曲。

 

 

4. 大阪弁ら~にんぐ

2曲目のネタ曲。

「♪大阪弁の醍醐味はまるで〜」のところのメロディの抑揚が耳に残る洗脳曲。

メンバー曰く、この曲に1番時間を費やしたらしい。なんでやねん

 

メンバーたちが関西弁を教えてくれるという体の曲だが、前アルバムの「3.1415926535」といいWESTちゃんたち、ファンに何かを教えてくれがちである。

 

「Ole Ole Carnival!」に匹敵するほどガヤが激しい曲なので、コンサートで披露する時のアドリブに期待したい。

 


5. I got the FLOW(神山・藤井)

ジャニーズWESTのGD&TOP*8こと「りゅかみ」コンビの全編ラップ曲。

この2人のラップだけを聴きたいとずっと思っていたから1番期待していたのだけど、その期待を大きく上回って素晴らしい出来。

私の自担、自分が何を求められているかよく分かってるよ…うん…

 

かなりEDMで、いい意味でジャニーズっぽさがないのでKポペンでも聞きやすいんじゃないかな〜

サビの「♪YABAIZO」という歌詞といいメロディもちょっぴりD&E*9のイル活*10でありそうな感じなので、ぜひえるぷ*11にも聞いてほしい一曲。

 


6.You’re My Treasure

これまたいい意味でジャニーズっぽさがない一曲。

テイストとしてはBoA姉さんの「그런 너」

みたいな感じかな…しっとり大人なR&B

 

今まで出したバラード曲のなかでも1番お気に入り。

これまでは1周年記念アルバム「パリピポ」の「SCARS」がイチオシだったんだけど、まさかの同じ作者さん!

K.R.Y*12とかSHINeeの曲も手がけてらっしゃるので、その辺りが好きならツボなはず。

コンサートでは椅子を使うかマイクスタンドを女性に見立てるダンスをしてほしい。

 

 

7.Calorful Magic

ジャニーズWESTでは初のクリスマス曲。

KPOPアイドルだったら12月にこれを音源配信orミニアルバム発売してくれそう。

夏の印象が強いWESTちゃんだけど、こういう優しい曲も似合う声してるんだよね〜

EDMとかダンス曲が好きだけど、WESTは歌も出来るのでもっとこういう聴かせる曲がほしい!

 

ただ、少し不安なのは今回のアルバムを提げたコンサートツアーってGWまでなんだよね…?

去年のラブクリ*13といい季節感…??

でも単純に曲として好きなので早く会場で聞きたい。

 

 

8.ギラギラブベイベー

…かと思ったら突然夏みたいな曲である。

アルバムタイトル通りの「今歌いたい曲歌ってみた!」感があって好きだけど!

 

 歌詞が思春期男子のアホさがあって面白い。

ノリとしてはイケナイ太陽とか罪と夏とかその辺。

サビがとってもキャッチーだし、

「♪手を叩け 声出せ」という歌詞といい夏のツアーで聞きたい!

まさに夏男グループなジャニーズWESTらしい一曲。

 


9. Believer

私がこのアルバムの「活動曲」*14にするならこの曲!

VIXXとかMONSTAXが歌ってそうなテイストのダークなダンス曲…ただただかっこいい!

今までありそうでなかったテイストだから新鮮!

間奏のところでぜひともサソリダンスを入れてほしかったり…

※参考(2:16〜)

ミューベン*15の次週カムバック*16で流れそうな勢いでKポペンホイホイなのでぜひ聞いてみてほしい。


10. 雪に願いを(小瀧・濵田)

兄弟みたいに仲良しコンビによるバラード曲。

2人とも歌上手いけど、バラードだとより歌の上手さがよく分かる…

濵ちゃんの低めの声とのんちゃんの甘い声が綺麗にマッチしてる!

歌詞も失恋系というのもあって、KPOPならグループのメインボーカル2人の曲でありそうなバラード。 

コンサートではぜひともセンターステージで対角線上で椅子に座るだけっていうシンプルな演出で歌い上げてほしい。

 


11. ボクら

冬っぽさ満点な、ほっこりするミディアムバラード。

冬の夕方に歩きながら聴きたい一曲!

作詞がさくらももこさんなんだけど、

「なんの繋がり…?新しいお仕事の伏線…?」って思わず勘ぐってしまうよね!

あとなんとなくだけど「ク◯ールカップスープ」のCM曲に似合いそうじゃない?

ぜひともクノー◯カップスープに見つかってほしい。

 

12. 無鉄砲ボーイ(中間・桐山・重岡)

最初タイトルだけ見た時は絶対きりしげだな…って思ってたんだけど、あとでまさかのばどしげだと知った時の衝撃たるや…

でも曲を聴いたら納得!淳太くんが夢の国で流れてそうって言ってたけど、確かにドナルドとかグーフィーが踊ってそう。ショーレストランで流れてそう。

歌詞も女の子を振り向かせるために必死な男の子で、メロディも相まって可愛らしい感じ。

 

その夢の国イメージの通り、コンサートではぜひともシルクハットに燕尾服、ステッキで踊ってほしい!

 

 

13. one chance

 藤井流星主演の「レンタル救世主」の 挿入歌。

このアルバムのタイトル曲であり、平成期ジャニーズのかっこいい曲の王道を行く一曲。

「逆転Winner」でも「ズンドコズンドコ言ってたジャニーズWESTがこんな曲を…」という謎の感動があったけど、それをさらに上回る激しめダンス曲に仕上がってる!

 

ジャニーズWESTは歌もダンスも行けるところがウリだと思っているので、こういったダンス曲ももっと量産していってほしい。

 

 

全体的に

ジャニーズWESTの今を詰め込んだアルバム」というコンセプトの通り、「パリピポ」や「ラッキィィィィィィィ7」でいろんな曲に挑戦した彼らだからこそのバラエティ豊かなアルバムに仕上がっていると思う。

 

アイドルに寄りすぎず、かといって洋楽やEDMに寄るわけでもない「ごちゃ混ぜ」な感じが本当にジャニーズWESTらしい。

 

今までジャニーズWESTといえば関西出身ということもあって、世間ではガチャガチャした曲という印象が強いと思うけど、EDMだったりバラードも出来るということをアピール出来る1枚になっているんじゃないだろうか。

 

結論

Kポペンはぜひとも手に取ってください。

損はさせないので…!

 

 

 

 

 

*1:SEVENTEEN。曲も振り付けも自主制作しちゃうアイドルグループ。

*2:完全にタイミングを逃してお蔵入りする予定

*3:「ペン(팬)」=「ファン」の意味。つまりKPOPファンという意味。

*4:実はラッキィィィィィィィ7の時も同じようなことしていたりする「ラッキィィィィィィィ7」感想。 - カラフルに恋して。

*5:でも新規ファンのためにいつか逆転winnerからのシングルを含めたアルバムも出してほしい。

*6:KPOPの活動方法の一つで、1ヶ月間「活動曲」で音楽番組に出まくったあと、そのアルバムに新曲を加えて「リパッケージアルバム」を発売する。その時の表題曲を「後続曲」と呼び、さらに半月くらい活動する。

*7:11/9更新分

*8:BIGBANGのG-DRAGONとTOPによるユニット。

*9:SUPER JUNIORのドンへとウニョクによるユニット。SJに関しては以前の記事参照。

*10:KPOPアイドルの日本での活動の意味。

*11:E.L.F(エルフ)。SUPER JUNIORのファンクラブ名かつファンの呼び名。ジャスミンと同義。

*12:SUPER JUNIOR-K.R.Y。SUPER JUNIORのキュヒョン・リョウク・イェソンによるバラードユニット。

*13:神山・重岡2人のユニット曲「Lovely Xmas」

*14:韓国では一般的にアルバムの形で曲を発表することが多いため、そのアルバムのタイトル曲を「活動曲」として音楽番組に出演する。

*15:ミュージックバンク。韓国の音楽番組で、ミュージックステーションレベルの有名番組。

*16:韓国では新アルバム発売後、音楽番組での初ステージを「カムバックステージ」と称している

「Vamp Bamboo Burn」という魔物

「自担が自分の地元で催される舞台に出演する」

その言葉に心が揺るがない地方ヲタはいないはずだ。

私ももちろんその1人で、「Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜」のプレビュー公演が地元で開催されると知って、すぐに行くことを決めた。

 

正直、「自担が地元で観れる」というだけの軽い気持ちで行ってしまったと言っても過言ではない。

 

 

甘かった。

この舞台、そんなこと抜きで面白い。

 軽い気持ちで来たことが悔しいくらい面白い。

 

まだ始まったばかりなので、極力ネタバレを避けようと思うが、他の会場にも入りたいという気持ちを抑えるためにもちょっぴり感想を書こうと思う。

 

 

1. 舞台演出の派手さ

まず舞台演出が「派手」だ。あくまで今まで行ったことがある舞台との比較になってしまうが、一般的な舞台はセットがあることが基本だと思う。

しかし今回はセットにプラスして壁状の液晶がある。

場面場面にリンクして映像が流れるために臨場感がすごい。

また、殺陣シーンやアクションシーン、そして衣装の早替えも多く、まさに瞬きをするのがもったいなく感じる舞台である。

まさに「目が足りない!」となってしまったので、ぜひ何度でも足を運びたいと感じてしまった。

 

 

2. 脚本の面白さ

 今回の脚本は宮藤官九郎さん。もう言わずもがなだが、正直ドラマや映画と舞台では違うのでドキドキしながら見始めた。

始まってみると、クドカン作品にありがちな言葉遊びやギリギリなパロディなど細かい演出が多く、見てて飽きない!

そして、上でも書いたが、今回は壁状の液晶があったため、舞台なのにどこか「舞台」を感じさせなかった。まるで臨場感がある映画を見ているようだった。

そのため、今までの舞台とはまた一味違う舞台に出来上がっていたような気がする。

 

 

3. 演者の演技の迫力

脇を固めている俳優さん一人一人が表情に至るまで素敵で!

今回は愛憎劇にコメディにアクションと忙しいのに、そのシーンシーンでガラッと雰囲気を変えてしまっていた。

特にアクションシーンの殺気迫る雰囲気は思わず息を飲む。1ミリのズレがあったら怪我に繋がってしまうのではないかと思わず感じてしまう雰囲気に圧倒された。

何より、まだこれは「プレビュー公演」。これからもっと演技が磨かれていくかと思うと、後半の舞台がさらに気になってしまうこととなった。

 


4.「俳優」神山智洋
最後に、今回見に行った最大の目的である、我らが神ちゃんについて触れておきたい。

 

今回、神ちゃんの役柄を一言で表せば「悪気なしの小悪魔天然爽やか少年」である。
キャラはどこか エディ*1 と少し被るけど、今回の役はさらに神ちゃんにハマっいて!

主人公である藤志櫻のお付きの者である「蛍太郎」なのだが、影に徹していても目立ってしまう。

そして、それを指摘されると「申し訳ありません!」と言うものの、「僕にあるのは爽やかさだけ!」と謙遜しながら無意識に自分を上げてしまうのだ。

 

憎めない。あぁ憎めない。

 

表情一つ違えば、ただ憎たらしいキャラクターになってしまうのに、綺麗に「小悪魔」キャラにまとめてしまった。

それだけじゃなく、捕まった主人に対しての悔しがる顔や、実験所での殺気迫った顔など、細かな表情の演技に思わず目を奪われた。

いろんな要素のある舞台だからこそ、神ちゃんの演技力の高さに驚くことになった。

 

 

また、今回の舞台では、蛍太郎としてだけでなく、フェスのギター弾き語り歌手や、闘争シーンの不良役など端役としても出演していた。

そこでは演出家さんによって意図的に見せ場を作っていただいたとは思うが、蛍太郎としての演技やダンスだけでなく、ギターや歌、そしてフォーリアまで!

神山担としてはこんなに見せ場を作ってもらっていいの…?という気持ちだが、観客の方々に少しでも「あの子誰?」と思ってもらえたらファン冥利に尽きる。

 

 


今回の舞台は10月の大阪まで3会場を巡る長丁場の舞台だ。

こんなに内容盛りだくさんの舞台ならば、役者としてはもちろん、神山智洋としても絶対成長できると思う。

ただ、激しい立ち回りが多いため、怪我だけが心配だったり…カンパニーが誰1人欠けることなく最後まで走り抜けてほしい。

 

…うーんやっぱり書けば書くほど行きたい気持ちが抑えられなくなってしまった。

立ち見席の残数とにらめっこしながら、1ヲタクの感想を終えようと思う。

 

*1:2015年春、神ちゃんが「ブラッドブラザーズ」にて演じた役

ジャニーズファンにこそ教えたい「せぶち」というグループ



ご無沙汰しています。
ラッキィィィィィィィ7コンが終わり、その後引っ越しやら新生活やらでドタバタしていて気づけばすっかり5月になっていました。

その間すっかりヲタ活動を辞めていたかというとそんな訳はなく…
むしろ実家生活に戻ってお金が浮いたためにヲタ活動が加速するという状態に陥っています。
ただ、お金はあっても現場に行く時間がないのでやることといえば少クラや録画番組の編集作業やCDを買い漁ることくらい。


そんな私に転機が来たのは2月の少クラ。A.B.C-Zが「Rock your world」を披露した回のこと。
この時の私はA.B.C-Zの曲漁りをしていた時期で
「この曲ツボ!なんかKPOPにありそうな感じだな〜」
と思い、そういや最近全くSMエンタ*1以外のKPOPに触れてないわ…と気づいた私はYoutubeにある韓国の各事務所公式チャンネル漁りを久々にしたのでした。*2


そんな時にたまたま見たこのMVでパンドラの箱を開いてしまうことに。
それは「SEVENTEEN」というグループのデビュー曲「Adore U」。
アイドルのデビュー曲としては大衆路線すぎず、そういう曲が大好きな私にはドストライク。

何よりタイトル曲からアルバム収録曲、ほぼ全ての曲を作詞作曲から振付に至るまでメンバーが手がけている*3というではないか。

それだけでも怪物アイドルっぷりが伺えるが、しかも彼らは95年〜99年生まれである。
ジャニーズでいえば我らがジャニーズWEST小瀧望や関西Jr.のFunky8やキンプリと同世代。
93年生まれでも若いと言ってしまう私にとって、そんな年代の子がこんなレベルが高い曲を作るとは異次元に到達した気分でした…



その後、デビュー直前のリアリティ番組*4やいろんなバラエティを見てしまい、すっかり彼らにハマり込んでいたのですが*5、このたび4/25に韓国で半年ぶりにカムバック*6


今回のメンバーのビジュアルといい、タイトル曲といい、どこか初期の嵐やHey!Say!JUMPっぽくて…!!
なおかつジャニオタの大好き要素がめちゃくちゃ詰まってるグループなので満を持してステマしようかな〜と思った次第である。(長い前置き終了)


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まずはこの新曲のステージ動画でメンバーを覚えてもらおう。
とはいえ、なんせ13人いるのでパート分け把握も兼ねてメンバー紹介をしていこうと思う。


ちなみに13人なのになんで「SEVENTEEN」なのかというと、
ボーカルチーム(歌担当):5人
パフォーマンスチーム(ダンス担当):4人
ヒップホップチーム(ラップ担当):4人
とグループ内でユニットに分かれていて、
13人+3つのチーム+3つのチームが1つのグループ17
という意味です。表向きは…*7

グループ名の由来も分かったところで早速ステージ登場順で紹介していきます。
※どこのユニット所属か分かりやすいように、各メンバーの名前をグループの色分けと一緒にしてます。



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最初の登場シーンに出てくるのが「ジュン」
パフォーマンスチーム所属の96年生まれ。
本名:ムン・ジュンフィ。中国人メンバー。
クロバットもこなすお兄さん。手足が長いからダンスが綺麗。
私の韓国の推しグループであるSUPER JUNIORのヒチョル似と韓国で話題。
私のなかでヒチョル=関西Jr.の藤原丈一郎という公式が成り立ってるので、うっすら丈一郎似と覚えると分かりやすい(嘘)
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2番のサビが終わったあとのパートの最初に出てきます。



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そのすぐ後にラップを担当しているのは「ウォヌ」
ヒップホップチーム所属の96年生まれ。
本名:チョン・ウォヌ。ラップの作詞もする。
不思議担当。基本的にあんまり喋る方ではないが、たまに発する発言のぶっ飛び加減*8や低い声のラップがセクシーなので根強いファンが多い。
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2番のサビ終わりのパートの最後の丸メガネくんもウォヌくん。



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曲の最初のパートを歌っているのが「ジョシュア」
ボーカルチーム所属の95年生まれ・年長組。
本名:ホン・ジス。
「ジョシュア」は洗礼名で、アメリカLA出身で、教会で聖歌隊に所属しながらギター片手に歌ってたとかいういわゆる「設定詰め込みすぎキャラ」。猫目イケメンで声は甘めふわふわな感じ。今回はめちゃくちゃパート多い!
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2番サビとか
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最後のサビも歌っている猫目くんがジョシュア。




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その後にひょっこり出てきて左右にシュッシュ移動してる彼が「ドギョム(DK)」
ボーカルチーム所属の97年生まれ。メインボーカル担当。
本名:イ・ソクミン。
なんとなく察するかもしれないが、見た目が馬っぽいと言われており本人も認めている。そしてバラエティ担当であり何より優男!ということで濵ちゃんとキャラ被りしてると覚えるのがオススメ(嘘)
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メインボーカルなのでサビも歌っていたり、
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ラストのサビ直前のパートだったり目立つので分かりやすい*9




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そのあと、ラップで出てくるのが「バーノン」
ヒップホップチーム所属の98年生まれ。
本名:チェ・ハンソル。ラップの作詞担当。ダンスも出来ちゃう子なのでダンスパートも多め。
見た目は冷たそうだが割と天然で発言もふわふわしてる。ギャップ萌えである。
母親がアメリカ人のハーフなので分かりやすい。角度によってはWESTのしげに見えることがあるので(筆者調べ)、しげ似と覚えておくのがオススメ。
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最後のラップパートの最初もバーノン。




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サビ直前のBメロを歌っているのが「スングァン」
ボーカルチーム所属の98年生まれ。
本名:ブ・スングァン。メインボーカル担当。
新人とは思えないトークでバラエティに欠かせないキャラ。だが実は末っ子組である。
済州島という日本でいう沖縄のような島出身であり、それをよくメンバーに弄られる。
彼もメインボーカルなので、最後のサビ直前パート(左側)とか
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最後のサビのハイトーン(右側)など目立つシーン多め。
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サビの直前の台詞(?)を担当しているのが「ミンギュ」
ヒップホップチーム所属の97年生まれ。
本名:キム・ミンギュ。
ワンコっぽい見た目とスタイルの良さ、ファンサービスの良い発言、お姉さん好きを公言etc...からどことなくWESTの小瀧さんキャラである。
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身長が高いので分かりやすいが、最後のラップパートで3番目に出てくるのがミンギュ。




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1番のサビの最初を歌っているオレンジ服の彼が「ホシ」
パフォーマンスチーム所属の96年生まれ。パフォーマンスチームのリーダー。
本名:グォン・スニョン。
実はデビュー曲から今回の曲に至るまで、グループの曲のほとんどの振付を担当してるお方。
今回のミュージカルみたいな振付からカッコいい振付までなんでもござれな天才。
※参考  デビューアルバム収録曲「Shining diamond」
この子も喋れる子なのでバラエティに欠かせない。
曲を通してほぼ全てのシーンにいるので要チェック!




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サビの最後らへんのパートを歌ってるのが「ウジ」
ボーカルチーム所属の96年生まれ。ボーカルチームのリーダー。
本名:イ・ジフン
実はデビュー曲から今回のアルバム曲までほとんどの曲を作詞作曲しているすごいお方。そして私のイチオシメンバーでもある…(^-^)
身長164センチと可愛らしいがこう見えて愛嬌が大嫌いな男らしい性格*10
収録中にかなりダメ出しする鬼プロデューサーらしく、カメラが入っている時には
ミンギュ「今日はカメラが入ってるから優しいわけじゃないですよね…?」
とメンバーに言わしめた。
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メンバー1小さいのと、ハーフパンツ履かされ系男子なので1番見分けやすい。今回は同じメロディパートを歌ってます。




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サビの1番最後で「♫ノイェップダ♡」と出てくるのが「ジョンハン」
ボーカルチーム所属の95年生まれ・年長組。
本名:ユン・ジョンハン。
10月4日生まれと生まれた日からして天使である見た目だが性格はサバサバしてる。
また、喋り方はふわふわしてる割に、発言は結構鋭いタイプ。
メンバー1体力がないらしく、ここぞというシーン以外はダンスシーンにいなかったりすることも…
しかし飛び抜けて綺麗な見た目なので、目立つパートだったりサビでセンター付近にいるから分かりやすい。WESTでいうところの淳太くん的立ち位置である(雑な説明)




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2番最初のラップを担当しているのは「エスクプス(S.coups)」
ヒップホップチーム所属の95年生まれ・年長組。グループのリーダー。
しっかりメンバーを統率するタイプで頼りになるリーダー。だけど実際は2人兄弟の弟なので割と甘えん坊なキャラが出てくるような気がする。WESTでいう照史くんっぽい。
同い年ということもあるのか、ジョンハンとよくいるので公式化してる。まさにばど…(小声)
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最後のラップパートではバーノンの次に出てきます。
ダンスシーンにもよくいるし、目が大きくて見分けやすいので覚える難易度は低い。




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エスクプスの後の歌パートの彼は「ディエイト(The 8)」
パフォーマンスチーム所属の97年生まれ。
本名:シュー・ミンハオ。中国人メンバー。
彼もアクロバット担当で、神ちゃんがよくやるフォーリアとかも出来る。
ニコニコ癒しキャラっぽいけど幼少期は結構イケイケな感じでした…たまに気の強いところが出ちゃうのがたまらない(^-^)
どこかでNEWSの小山くんに似てると言われていたけど、確かに似ていなくもないような…?
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2番サビ後のパートで担がれてくるのがディエイトくん。

  


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ディエイトの後にひょっこり出てきてフラフラダンスをしているのが「ディノ」
パフォーマンスチーム所属の99年生まれ・グループの末っ子!「Jam Jam」や「O.M.G」などの振付も担当している。
本名:イ・チャン。
喋ると結構舌ったらずで可愛いけど、曲によって可愛かったりクールだったりとクルクル表情を変えるザ・アイドル。ダンスはすごいバキバキ踊るタイプで見てて楽しい。
WESTの神ちゃんとか関西Jr.の大橋和也くんっぽいな〜って思ってます(筆者調べ)
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2番サビ後のジュンのパートの次に出てくる可愛い子がディノ。



…やっとパート分けと13人の紹介が終わったのでぜひ復習がてら動画を見返してもらいたい。
だんだんとサビ最後の「♫ノイェップダ♡」がクセになってこないだろうか。
振付といい、メロディといい、そのままHey!Say!JUMP辺りが歌っていても違和感がないと思いませんか…?
ウィークエンダーとか#Chauが好きな人にはたまらないメロディな気がする。


この曲で気になった方にぜひオススメしたいのが、2ndミニアルバムのタイトル曲である「Mansae」
「おいおい見た目が変わりすぎだろ」という声が聞こえてくるような気がしますが、ガッツリダンスをしてる彼らを堪能できる曲なのでオススメ!何より見分け方に困ったら制服衣装に名札が付いてるので分かりやすいです←

なにしろ韓国の男性アイドルにしては珍しく、少年っぽさを売りにしてるグループなので、ジャニオタでも入っていきやすいのではないでしょうか\(^o^)/



皆さんもぜひ「せぶち」*11の沼にハマりますように…!

\ノイェップダ♡/
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*1:東方神起BoA、そして私が愛してやまないSUPER JUNIORなどが所属する事務所。韓国版ジャニーズといっても過言ではないくらい大事務所。

*2:韓国アイドルは必ずと言っていいほど公式チャンネルがあるので曲を探す時も便利である

*3:韓国では「自主制作アイドル」とまで呼ばれている

*4:韓国で流行っている、ミッションをクリアしなければデビューできない…というような番組。涙なしでは見れない

*5:この3ヶ月の間に韓国でFC募集があったのだが気付いたら申し込んでいたくらいである。恐ろしい。

*6:韓国ではアルバムやミニアルバム発売が基本。毎回違うコンセプトで見た目もガラッと変わるので準備期間は各媒体の露出が減るが、発売と同時に1ヶ月間くらい集中的に音楽番組やらバラエティに出演するので文字通り「カムバック」となる。

*7:これには様々な理由があるので詳しくはググると分かります

*8:「ウォヌは鳥肌の立つコメント担当 byスングァン」「ホシだけが好きなギャグ担当」という数々の伝説がある

*9:ちなみに先ほどのデビュー曲「Adore U」での伝説のパート「♫Baby,your My angel〜」で持ち上げられてるのがドギョムである

*10:だけど醸し出される雰囲気が可愛いのでよくやらされる。そして毎回嫌々やる。

*11:SEVENTEENの日本での通称。グループ名の韓国語発音が「せぶち」に聞こえるため、そう呼ばれている。

私の自担運のなさ。

自慢じゃないが、私の自担運のなさは天下一品である。
どれくらいかというと、生きてきたなかで入ったライブ全てで自担が近くへ来ない、もしくは来たとしても私とは反対側を向いている。

…間違いがないように言っておくが、決してマナーが悪いわけではなく*1、いわゆる「干されている」ということではない。

そう。

単純に「自担運」がない。



生まれて初めて入ったSJ*2のライブ「SUPER SHOW4」は東京ドームのアリーナ席、しかも花道から2列目だった。

それまでに入ったことのあるコンサートはスタンドの経験しかなかったため、
「えーめちゃ近い!ソンミン*3こっち見たらどうしよう!ファンサ貰ったらやばくない?!」
と開演前に隣の友だちとキャーキャーしたことを覚えている。

しかし、公演が始まってから、私は1つのことに気づくことになる。

「待って、こっちサイド、ソンミン来ない」

隣の友だちはヒョクペン*4だったのだが、前の花道にはウニョクは良く来てくれた。当然大喜びである。

私の自担である、ソンミンはどこにいるのか。

そう。反対サイドの花道である。
ドームのアリーナは予想以上に花道の高さがあり、反対に行くと姿を確認することがほぼ不可能だった。
また、ドームは広いために、センターステージ寄りだった私の席では、バックステージに行かれると完全に見切れるために、私は自担を見るために大半をスクリーンで見ることになった。

結果として、私が近くで自担を拝めたのはミンロー*5コスの時のみで、なおかつ彼は反対側のアリーナを向いてたので正しくは見せパン(白)しか見ていない


……と、こんな調子でびっくりするくらいに自担運というものがないのだ。

そんな自担運のない私がWESTの現場に初めて入ったのはパリピポの名古屋公演だった。
ホール公演はセンステとかに移動ないし素晴らしいね!踊ってる神ちゃんずっと見てられるね!と公演前は喜んでいた。

しかし、開演後気付かされることになる。

「あっステージのせり出したとこ来ると見切れるんだけど…」

この日私は2階席、なおかつ後ろの方だった。
そしてステージの作りが↓これだったため、

せり出した部分に神ちゃんが移動すると、ものの見事に見切れるという自体に陥ったのである。
もうここまで来ると自担を追いかけることは忘れてライブを楽しむことだけに専念した。

しかし、アンコールの時にメンバーがお立ち台に来てくれたのである。
ほぼ神ちゃんが見れなかった私はお立ち台が設置されたのを見て、ドキドキしていた。



だが、この時私のいた2階席に来たのはしげりゅだった。

…ステージをちらっと確認する。
照史くんがいない。……神ちゃんもだ。
待てよ……
これ桐神、3階席にいるのかな?


…結局、初めてのWESTの現場も、ことごとく自担をちゃんと見ることもなく、そのうえ1番大好きな桐神コンビが天井の上にいるという、なんとも言えないニアミスっぷりで終了したのである。

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そんなこんなで迎えた私の「ラッキィィィィィィィィ7」。

横アリの所感は前回君じゃなきゃダメなんだ。 - カラフルに恋して。の記事を見ていただこう。

今回は横アリだけでなく、お友達のおかげで福岡2daysに行けることになった。
パリピポは一公演だけだったので、3回も公演を見れる喜びを噛み締めたわけだが…
当日の天気の悪さはもう皆さんご承知の通りで、あまりの暴風雪っぷりに
「もう公演が見れるだけでもありがたい」
とただそれだけを思って会場に入った。


1日目は横アリの記憶を思い出しつつ、ひたすら楽しんだ。
前回は自担だけ見ていたが、2回目ともなるといろんなところを見る余裕が出来て、
「これがのんちゃんの奈落落ちか…!」
などと純粋に楽しめた。


問題は2日目だった。
事前に席を確認した時からそんな予感はしていたのだが、まさかの迷宮Summerの神ちゃん登場位置の目の前の席だった。

横アリの所感でも書いたのだが、私は迷宮Summerの振付が大好きで、なおかつ生まれて初めて自担のダンスをかぶりつきで見れるということに信じられずにいた。

公演が始まってからメンバーの近さにも驚いていたが、私の1番見たいのは神山先生のダンスである。しかも振付が大好きな曲…
そうこうしているうちに問題の迷宮Summerになってしまった。

神ちゃんが花道横の階段を登ってきて、立ち位置につく。
え、待って待って。今までで1番長く自担が近くで見れてるんだけど。
そう思っていたら神ちゃんのパートが始まった。

…正直ここからはうっすらとしか覚えていない。
神ちゃんを好きになったきっかけはダンスだったから、夢なんじゃないかと思いながら、半分ぼーっとした頭で見ていたことは覚えている。
直後、隣の友だちに「よかったね!」と言われた。

…??

「今神ちゃん、うちわ見てニコッとしてくれたね?!」

そう言われた時、
「あ、私、初めて自担に気付いてもらえたんだ」
と悟ったのと同時に、今までの自担運のなさが走馬灯のように駆け巡ってきた。

モンキィィィィィィィのムービーが流れ始めて、友だちに
「これで自担運ないっていうの払拭されたじゃん!」
と改めて言われた時、自分でもびっくりするくらいウルっときてしまって、生まれて初めてコンサート会場で泣いてしまった。
未だになんで泣いたか分からないけど、いろんな感情がごちゃまぜになったんだと思う。


この後も神ちゃんはこっちサイドに何度か来てくれて、もう今までの自担運はこの日のために取っておいたんじゃないかと思うくらいに、近くで最後の最後まで、楽しそうにステージをこなす神ちゃんを拝むことができた。

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こうして私の「ラッキィィィィィィィィ7」は幕を閉じたわけだが、生まれて初めて自担をきちんと間近で見て感じたことは
「近くで見れたらファンサとかいらない」
ということだ。

自担運のなさをこじらせると、自担が近くに来るだけで混乱するうえに、(きっと自分に向けられたであろう)目線だけで泣くという始末である。
今回、ファンサらしいファンサは貰わなかったが、そもそも自担が近くに来るという事象に慣れていない私にとって、今回はこれで良かったんだと思う。



これから彼らもどんどん会場が大きくなって、今回みたいなことはまずなくなるだろう。
それでもまた近くで自担を見ることができて、そしてうっかりファンサを貰うことができたなら、今度こそ他の子みたいに笑顔で手を振り返せるようになりたいな…とコンサート帰り、心に誓った。




【追記】
自担慣れしてないのが原因なのでは…と考え、帰ってから少クラなどで神ちゃんを意識的に見たが、いつも通りの「神ちゃんのダンス好きだな〜」という感情だけだった。
やっぱりあれはコンサートがなせる技である。
コンサートって怖い。でも好き。

*1:極端にビビリなのでライブ前にそのグループのライブマナーを調べまくるタイプの人間

*2:SUPER JUNIOR。韓国のバラドル集団。気になる人は過去の記事をチェック!

*3:SUPER JUNIORが誇る、あざと可愛さNo.1アイドル。私の韓国アイドルの方の自担。

*4:ウニョク(=ヒョクチェ)のファン(=ペン)ということ。〇〇担と同意

*5:SUPER SHOW4ではGood Friendsの曲中でメンバーが各々コスプレをしていた。私の自担はマリリンモンローのコスプレだった。何を言ってるのか分からないと思うが(ry