「ラッキィィィィィィィ7」感想。
ということで今回は、
KPOPに浸かっていた人間の「ラッキィィィィィィィ7」の感想をテーマに書いていこうと思う。
(※今回は長文なうえ、注釈多めです。)
1. ラッキィスペシャル
KPOPでいうところの「活動曲」*1。
アルバムの始まりにふさわしい、わちゃわちゃした曲だな〜というのが最初の感想。
そしてすごい耳馴染みがいい!
何度か聴くと、思わず口ずさんでしまうサビは子どもウケが良さそう。
キーが高いし、子どもは歌いやすいんじゃないかな〜。
いつか夕方辺りのテレ東アニメタイアップ来ないかな〜って思ってしまった一曲。
2. ズンドコ パラダイス
ラッキィスペシャルからのズンドコはずるい!
ライブなら休む暇なく盛り上がれるやつ!
歌謡曲風だからどの年代でも思わず口ずさめるのでは。
そしてライブの時にみんなで一緒に踊れるっていうのがいいな〜って思う。
KPOPは基本ファンは掛け声専だから…
SJ*2のライブで「You&I」とか「Let's Dance」で振付一緒にやる時、その場の一体感がいいな〜って思ったし*3、やっぱりファンたちだけじゃなくて、メンバーとも一体感が持てるのがいいのかな?と思う。
3. Seven Powers
「メンバーカラー」をテーマにしていて、歌い方でメンバーそれぞれのキャラクターも分かるとてもキャッチーな曲。
2で一緒に出来る振付の重要性を述べたばかりだけど、この曲はきっと最初の「WEST」のところは掛け声を求められるんじゃないかな?
4. ホルモン〜関西に伝わりしダイアモンド〜
最初ネタ曲だろこれwwwって思ってて申し訳なさを感じるくらい歌詞も曲もいい曲でした…
ラップ曲好きとしてはとてもツボ。
この曲もC&R多めだし、KPOPペンとしては大好物な曲だったりする。
絶対コンサートで盛り上がるし、今からどんな演出にするのか楽しみ!
個人的に2番のりゅかみの掛け合いと最後の濱ちゃんのラップソロが好きすぎてやばい。
5. ガッテン アンセム
ガッテンアンセムは「後続曲」*5だと感じました。
私には見える…ラッキィスペシャルの活動最終日にガッテンアンセムのティーザーが流れる世界が…
これまたサビがとてもキャッチー。
WESTの曲は同じ言葉・メロを繰り返す「フックソング」が多いから洗脳とか言われるんだろうか…
サビで歌が二手に分かれて、最後一つになるとこが聞いてて気持ちいい。
すごい爽やかな曲で夏ツアーで聞いてみたい一曲。
6. 夢を抱きしめて
1〜5からずーっと盛り上がる系ばかりだったからここでキュっとカッコいい曲が入るっていう構成がとても好き!
夢抱きは良い意味でWESTが自分たちのカラー模索してた時の曲かな、って印象がある。
そういう意味ではこのアルバムの中に入ると少しタイプが違う曲のように聞こえるのかも。
こういうラテン風でかっこいい曲はなかなか貴重だから、これからもライブで歌い続けてほしいな〜
7. 3.1415926535
絶対にネタ曲だろ…って思ったら(ry
ホルモン〜と同じ作者さんらしくて、これまた私のツボにハマった曲。
パリピポアンセムを優に超えるゴリゴリラップがとてもツボ。
これまたりゅかみの組み合わせが聞けて、2人のラップ好きとしては満足感がある。
スピード感がある曲だから掛け声がなかなか難しいだろうな…
BONAMANAの掛け声*6を乗り切ったえるぷ*7なら行けるのでは。
「全員整列ー!」のとこの掛け声は完全にファンを試してると思うので、完璧にしてくとライブで盛り上がれると思うし、淳太くんにお褒めいただけると思う。
8. きみへのメロディー
ここでこれくるかー!
…いやこれはずるい。
3.1415〜のあとにこんなバラード来るとは思わないよね…?
ライブの演出は絶対センターステージで、ぐるぐるサークルが回るやつだ…。
SCARSよりしっとりした感じの曲で、ど直球ラブソングだし、KPOPのアルバムなら最後らへんに収録されてそう。
メンバーの歌をしっかり聞けるし、なによりサビの盛り上がりが鳥肌モノ。
なかでも1番の濱ちゃん、2番の神ちゃんのあのパートはかなりツボ…パート分けした人、神ちゃんにあのパートくれてありがとう。本当にありがとう。
9. ジパング・おおきに大作戦
…からのジパングかい!!
いや好きだけど!でも完全に照れ隠し感あるんですけど!!
ジパングも掛け声も多くて振付も一緒にできるからライブ向きの曲だよね〜
改めてジパングを聞くと、確かにCan't stop歌ってたグループと同一人物には思われないわ…
でも、シングルではわちゃわちゃした曲で、アルバムではかっこいい曲中心っていう構成なのはギャップを持たせるという意味ではある意味正解かもしれない。
10. Eternal
これめちゃ好きです。アルバムのなかで1番好きかもしれない。
なんせCriminal,Can't stopのシリーズなので、病んでるストーカー曲が好きな私が気に入らないわけがない。
その2曲よりもダーク感ある歌詞・メロディで、INFINITEのDestinyを彷彿とさせる。
Eternalも後続曲っぽいんだけど、KPOPなら普通に活動曲にしそうなので、ラッキィスペシャル後のミニアルバムかな…
ミューバン*8で次週カムバックの映像を流したいレベルでKPOPペンはハマる曲だと思う。
この曲はきっとこのアルバム1番のダンス曲だと予感してるので、ツアーで1番楽しみにしてる曲。
11. バリ ハピ
Eternalでは世界中敵になっても〜って歌ってたのに、その直後にみんなで輪になってPeace!っていうのがちょっと面白かったりする…
カントリーな曲調でほわほわしてるから、コンサートの真ん中あたりか、最後の曲の直前に入れてほしい…今回もアップチューンが多いだろうからいい感じの箸休めになりそう。
バリハピはツアーでは初めてやるから、みんなでやる振付がどんな雰囲気になるか楽しみだったりする。
ーーーーーーーーーここからソロ曲ーーーーーーーーー
12. TAMER(中間淳太)
まさにKPOPペンホイホイ曲。
絶対的王者感のある歌詞のせいか、東方神起が歌ってそう、というのが第一印象。
あとSHINeeのキーくんのソロ曲「Born to shine」にめちゃ雰囲気似てる気がする!
あれが好きな人なら絶対的好きになると思う。
韓国の芸能事務所なら圧倒的にSMエンターテイメント*9感がある。
※参考
歌詞に英語が多用されててある日のなにわぶ誌*10をつい思い出してしまうけど、「ボクの支配する檻へTonight」ってあるからジャスミン収穫曲でもあるのかな…?
メンバーを動物に例えているところのパートの歌い方が個人的にツボ。
メンバーが参加するところも好きだから、コンサートでどんな演出になるか楽しみだったり。
13. Lovely Xmas(かみしげ)
ザ・アイドル曲。
ちゃんと男の子目線の曲なのに不思議と女子アイドルっぽい。なぜだ。
ウリム*11所属の女子アイドルっぽいな〜という印象。
※参考
歌詞一つ一つのチョイスがもう女子アイドルっぽいよね…?
かみしげの声は高音甘めだから、ザ・アイドル曲がさらに可愛く聞こえるんだろうし、2人によく合ってる!
担当の贔屓目もあるけど、WESTでは初の曲調だと思うから、ユニットの中では今のところ1番のお気に入り。
これからの季節にはちょうどぴったりのクリスマスソングだけど、年明けのツアーではどうするんだろう…なんとなく曲変えてきそうな予感。
個人的に照れる重岡さんと女子アイドル感のある神山さんが見たいのでぜひ披露してもらいたい。
14. Terrible(ツイン)
これまたKPOPホイホイ曲。
系統はやっぱSMエンタかなぁ…SJが歌ってそうな感じ。
4集の雰囲気が好きなら多分好きになると思う。
※参考
VIVIDよりもさらにツインっぽさ満載。
今改めて歌詞確認したけど、これはかなりアダルティな歌詞ですね…?
これはいろいろギリギリな演出になりそうな予感…
でもかっこいいダンスだと思うのでめちゃくちゃ楽しみ。
15.こんな曲作りました(きりはま)
タイトル見た時は全く想像つかなかったけど、きっと面白い感じなんだろうな〜って思ったらその通りだった…!
最後のサビ前の「もちろん◯◯!」でウネ*12のOppa,Oppaを思い出したよね。(1'47〜)
WESTのメインボーカル(だと私は思ってる)2人があえて笑い取りに行ったのは意外だった…
この2人のガチバラードも聞いてみたさあるけど、盛り上がり度ではユニット曲で1番じゃないかな?
Bメロではしっかり歌を聴かせてくれるのがずるい!
コンサートでは2番披露するか分からないけど、2番のサビのむちゃくちゃさ具合が好きだからぜひ生で聞いてみたい。
全体的に
このアルバムは曲中にC&Rが多めで、なおかつ歌詞カードにも掛け声がグレーで表記されていることから、ライブを前提に作られているのがよく分かる。
KPOPではファンクラブが曲を聞いて決めることが多くて、元から掛け声が録音されてることは稀だから、音源を聴くだけでライブまでに個々人完璧にできるという点が素晴らしい。
あとシングル曲はみんなで踊れる振付が多いし、きっとアルバム曲もそういう曲はあるだろうから、WESTがやっていきたいのはファン参加型ライブなんだろうな〜
ちゃんとダンスメイン(だろう)曲もあるし、見せるところは見せる、参加させるところはさせる、がしっかりしてる印象。
あと、KPOPって割とアルバムにバラード曲多い印象だけど、ジャニーズはバラード曲が少なめで、盛り上がる曲のが好きな人間としてはこっちのアルバム構成のが好きだったりする。
結論
これKPOPペンホイホイなアルバムだわ。
以上。
<追記>
神ちゃん、新春時代劇の出演おめでとう!
神ちゃんが黒髪にした時から、何かしらの仕事が来たんだろうとは思ってたけど、本当に仕事とは思わなかった!
撮影とコンサートリハが被って大変だと思うけど、このドラマが神ちゃんにとっていい経験になりますように。
そしてツアー中は黒髪でい続けてくれますように…(切実)
*1:韓国では一般的にアルバムの形で曲を発表することが多いため、そのアルバムの中で1番推してる曲を「活動曲」として音楽番組に出演する
*2:SUPER JUNIOR。デビューまでに時間がかかっているメンバーが多かったり、普段のバラドルっぷりなど、どこかWESTに被るアラサー集団。
*3:だが、ここでいう「振付」は基本的にSJメンバーたちのその場の思いつきであるため、本来からある振付ではない
*4:韓国では新アルバム発売後、音楽番組での初ステージを「カムバックステージ」と称している
*5:KPOPの活動方法の一つで、1ヶ月間「活動曲」で音楽番組に出まくったあと、そのアルバムに新曲を加えて「リパッケージアルバム」を発売する。その時の表題曲を「後続曲」と呼び、さらに半月くらい活動する。
*6:ダンスシーンでメンバーコールがあるのだが、タイミングがかなり難しいことで有名
*7:E.L.F(エルフ)。SJのファンクラブ名かつファンの呼び名。ジャスミンと同義。
*8:ミュージックバンク。韓国の音楽番組で、ミュージックステーションレベルの有名番組
*9:東方神起やBoA、少女時代が所属する事務所。R&Bや洋楽風ダンス曲が多い。
*10:2015/9/23のしげへのアンサーラップ
*11:INFINITEやLovelyzが所属する事務所。割と日本のアイドル曲に近いメロディーの曲を多く出している。
*12:SUPER JUNIORのツイン的存在の2人の呼び名。